北朝鮮総書記、「核能力の強化続ける」

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）総書記が、首都平壌で行われた軍事パレードで演説し、核兵器開発を強化すると表明しました。

北朝鮮の首都・平壌の金日成広場では25日午後、朝鮮人民革命軍創建９０年を記念する大規模な軍事パレードが行われました。

フランス通信によりますと、北朝鮮のKCNA朝鮮中央通信は26日、正恩氏がその中で演説し、「わが国の核能力の強化と開発を最も速いペースで続行する」と述べたと伝えました。

韓国のメディアによれば、パレードには兵士約2万人が参加し、兵器や装備が集結しました。パレードのリハーサルでは、極超音速ミサイル「火星8」や、先日発射実験が行われた大陸間弾道ミサイル「火星17」、潜水艦発射弾道ミサイルなど、250を超える兵器が見られたとされています。

北朝鮮は、アメリカが北朝鮮の政権打倒を目指す敵対政策を止めない限りは、自らの核・ミサイル計画を決して放棄しない、と表明しています。

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