韓国外務省が日本の抗議に対し、「独島周辺の海洋調査は正当な活動」
(last modified Mon, 30 May 2022 11:46:23 GMT )
May 30, 2022 20:46 Asia/Tokyo
  • 竹島
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韓国国立海洋調査院の調査船が竹島(韓国側名称;独島)周辺で海洋調査を行ったとして、日本政府が韓国側に抗議したことについて、韓国外務省が「これは正当な活動だ」として一蹴しました。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、今回の件に関する日本政府側の抗議について、韓国外務省は30日月曜、「国連海洋法条約など国際法と関連の国内法令に基づいて行われた正当な活動に対する日本側の問題提起は受け入れられない」として一蹴しています。

これを受け、外務省の船越アジア大洋州局長は29日日曜、日本の排他的経済水域で事前の同意を得ずに海洋調査を行っていたことは、国連の規定に反するもので受け入れられず、ただちに中止すべきだとして、強く抗議しました。

日本外務省によりますと、29日午後、島根県の竹島周辺の日本の排他的経済水域で韓国の国立海洋調査院に所属する調査船「Hae Yang2000(ヘヤン・ニセン)」が、断続的に、ワイヤーのようなものなどを海の中に投下して航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認しました。このため、外務省が問い合わせたところ、韓国側は、調査を行っていることを認めたということです。

竹島の領有権を主張している日本は、同島周辺の海域も自国のEEZと主張しています。

 


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