ハマス、「性暴力」疑惑による国連ブラックリスト入りに反論

ハマスは16日の声明で、2023年10月7日のイスラエルへの攻撃で「性暴力」を行ったとして国連のブラックリストに追加されたことに反論しました。

【ParsToday西アジア】国連はグテーレス事務総長の年次報告書で、ハマスが2023年10月7日のイスラエルへの攻撃で「性暴力を行った」としてブラックリストに追加しました。

これについてハマスは16日に発表した声明の中で、「独立した調査も信頼できる証言もない、イスラエルにより捏造されたプロパガンダにもとづいたもの」「公平中立で独立した調査がなされておらず、リストから速やかにハマスの名前を削除することを求める」とし、各国からの専門家による独立調査の実施を求めました。

声明はその上で、イスラエルによるパレスチナ収容者への性暴力を訴え、「国際的な法的追及が必要」「国際的な正義を政治化することは、国連への信頼低下とイスラエルによる犯罪継続につながる」と指摘しました。

なお、今回の国連報告書はロシアやイスラエルに対しても、紛争下の性暴力でリスト入りされる可能性があると警告しています。

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