ガザ支援船がドローン攻撃受ける? チュニジア沖で
9月 09, 2025 14:35 Asia/Tokyo
-
ガザ支援船がドローン攻撃受ける? チュニジア沖で
ガザに支援物資を届けるため航行中の国際船団「グローバル・スムード船団(GSF)」は9日、チュニジア沖に停泊していた船がドローンによる攻撃を受けたと発表しました。けが人はいないということです。
【ParsToday国際】GSFによると、攻撃を受けたのは船団の一員であるファミリー・マデイラ号で、7日から補給のためチュニジアのシディ・ブー・サイード港に停泊していました。
GSFが公式インスタグラムに投稿した監視カメラ映像には、船上で突如明るい光とともに爆発音がし、乗組員が叫びながら逃げる様子が記録されています。
乗組員の一人であるワエル・ナワルさんはカタールのメディア「ザ・ニュー・アラブ」の取材に、攻撃してきたドローンはイスラエル軍のものだと語りました。
これに対し、チュニジア当局は爆発は船内で発生したものだとし、ドローン攻撃があったという報道は「事実無根」だと主張しました。しかし、GSFが公開した別の動画には、炎のようなものが上空から降ってくる様子が捉えれています。
GSFは事件後に出した声明で、「私たちの活動を脅し、妨害することを目的とした攻撃行為は、決して私たちを止めることはできない。ガザの封鎖を破り、ガザの人々と連帯するという私たちの平和的な使命は、これからも揺るぎない決意と覚悟をもって続いていく」と強調しました。
GSFは、スウェーデンの活動家グレタ・トゥンベリさんをはじめ44カ国の政治家や活動家らが企画したもので、先月31日にスペイン・バルセロナを出航しました。
タグ