イラン外務省報道官が、制裁解除交渉の進捗状況を報告
(last modified Thu, 30 Jun 2022 09:08:52 GMT )
6月 30, 2022 18:08 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、対イラン制裁解除をめざす協議継続のため、イラン側とEU対外行動庁事務次長の交渉がカタール・ドーハで続けられると述べました。

イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は29日水曜夜、ツイッターに、「対イラン制裁解除をめざす協議が続く中、28・29両日にかけてカタール・ドーハでEUのモラ対外行動庁事務次長の仲介のもと、集中的な協議が行われた」と投稿しました。

キャンアーニー氏はその上で、「残る課題についてイラン側から具体的な意見・提案が出され、相手側もそれを検討する姿勢を示した」としました。

そして、協議の続きと次の段階については、これまでどおりイランのバーゲリーキャニー外務次官とEUのモラ事務次長との間でやり取りが交わされるとしました。

制裁解除を目指しての、イランおよび5カ国グループ(英独仏中ロ)の代表者らによる対面式の協議は、2021年12月よりオーストリア・ウィーンにて開始され、今年3月以降はボレルEU上級代表の提案により水入りとなっていました。

それ以来、カタールをはじめとする一部の国はメッセージ交換や仲介に向け努力してきました。

ドーハでは28日と29日、協議のイラン首席代表のバーゲリーキャニー外務次官および、核合意関連交渉の調整役を担うモラ事務次長が会談を行いました。

 


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