イラン原子力庁長官、「我が国の核活動の健全性は証明済み」
7月 02, 2022 14:30 Asia/Tokyo
イラン副大統領も兼任する原子力庁のエスラーミー長官が、「米国や他の一部西側諸国の諜報機関は、イランが不透明な核活動を一切行っていないと証明している」と述べました。
エスラーミー長官は、核合意は20年間の協議の結果であるとして、「この国際的合意において、イランの核計画およびその軍事的側面の可能性(PMD)に関する訴えは、すでに処理され解決済みである。実際に核合意は、圧制的な対イラン制裁の解除という西側諸国の約束であった。しかしながら国連安全保障理事会では、非平和的な活動が見られるという口実で反イラン的決議が採択されている」と述べました。
そして、イランの平和的な核活動に対しシオニスト政権イスラエルが行う、絶え間ない妨害行為に言及し、「イスラエル政権は、 イランの核活動の軍事的可能性について5万枚にわたる証拠資料を掴んでいると主張しているが、イランは5+1か国との核協議において、PMDの枠内でこれらすべての件に関して回答しており、事案は終了している」と指摘しました。