イラン大統領、「歴史は決してベトナム国民に対する米の犯罪を忘却しない」
(last modified Mon, 04 Jul 2022 10:52:59 GMT )
7月 04, 2022 19:52 Asia/Tokyo
  • ライースィー・イラン大統領と駐テヘラン新ベトナム大と
    ライースィー・イラン大統領と駐テヘラン新ベトナム大と

ライースィー・イラン大統領が、駐テヘラン新ベトナム大使の信任状奉呈式で、「歴史は決して、ベトナム国民に対するアメリカの犯罪の数々を忘れ去ることはないだろう」と語りました。

ライースィー大統領は4日月曜、駐テヘラン新ベトナム大使と会談し、「ベトナム国民を、植民地主義者や覇権主義に抵抗した国民だと認識している」と述べています。

一方、新ベトナム大使もこの式典で、「イラン国民は平和を愛し、豊かな歴史ある文明や文化を持った人々だ」とし、「イランは長年にわたる圧力や制裁にもかかわらず、非常に輝かしい発展や成果を挙げてきた」としました。

また、イランが活発な外交政策を踏襲し世界や全ての地域諸国との関係拡大を優先していることは評価に値する、とし、「わが国は常に、イランと良好な関係を維持してきており、特に経済・通商面での協力レベルの向上に努めてきている」と語っています。

アメリカは、ベトナムで多数の死者を出した戦争を引き起こしており、この戦争で死亡したベトナム民間人は200万人以上と推測されています。

1961年から1971年まで、ベトナムにはアメリカ軍戦闘機によりおよそ8000万リットル相当もの枯葉剤が撒き散らされました。

ベトナム政府は、この枯葉剤の影響で40万人が死亡したほか、0万人もの奇形児が出生したと発表しています。

 


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