イラン外相、「建設的な協議には、米の真剣さと柔軟さが必要」
(last modified Tue, 05 Jul 2022 07:11:54 GMT )
7月 05, 2022 16:11 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「建設的な協議には、アメリカが真剣になり、イニシアチブと柔軟さを持つことが必要だ」と述べました。

国際通信イランプレスによりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は4日月曜夜、オマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相と電話会談し、イランが永続的で強固な合意成立にむけ真剣であると語りました。

これに対しバドル外相も、オマーンとして核協議における合意成立とイランの合法的な要求の実現を常に支持していると述べました。

制裁解除を目指しての、イランおよび5カ国グループ(英独仏中ロ)の代表者らによる対面式の協議は、2021年12月よりオーストリア・ウィーンにて始まりましたが、今年3月以降はボレルEU外務・安全保障政策上級代表の提案により水入りとなっていました。

この間、カタールをはじめとする一部の国は、当事者間のメッセージ交換や仲介に向け努力してきました。

今回新たな核協議の場となったカタール・ドーハでは28日と29日、イラン側の協議首席代表であるバーゲリーキャニー外務次官と、核合意関連交渉の調整役を担うモラEU欧州対外行動庁事務次長が会談を行いました。

 


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