イラン外務次官、「韓国銀行内のわが国の外貨資産は即刻凍結解除されるべき」
(last modified Thu, 14 Jul 2022 06:09:48 GMT )
7月 14, 2022 15:09 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のバーゲリーキャニー政務担当次官
    イラン外務省のバーゲリーキャニー政務担当次官

イラン外務省のバーゲリーキャニー政務担当次官が、「わが国は韓国の新政権に対し、同国の銀行内にあるわが国の外貨資産の凍結解除により、両国の関係改善に向け下地が整えられることを期待している」と述べました。

韓国は、アメリカによる制裁を口実として、イランから購入したコンデンセート油の代金を2018年9月以降支払っておらず、これにより韓国が現在イランに対し抱えている負債は、合計で70億ドルにのぼります。

イランはアメリカの一方的な核合意離脱以前、韓国にとって3番目に大きな貿易相手国でした。

イルナー通信によりますと、バーゲリーキャニー次官は13日水曜、ツイッターにおいて「韓国外務省の趙賢東(チョ・ヒョンドン)第1次官と行った電話会談において、イランの人々が韓国新政権に対し、同国の銀行内にある自国の外貨資産がすぐに凍結解除され、両国の関係改善に向けた下地が整えられることを期待している旨を強調した」としました。

韓国のヨンハプ通信も同日、両国の外務次官らが電話会談を行ったとして、「両者は、二国間関係や韓国内で凍結されているイラン外貨資産について話し合った」と伝えました。

また、「両者はさらに、核合意復活協議をめぐる最新動向や二国間関係に関わるその他の問題についても話し合った」としました。

 


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