イラン革命防衛隊宇宙部隊、「衛星打ち上げロケットの準備がまもなく整う」
(last modified Mon, 25 Jul 2022 08:28:22 GMT )
7月 25, 2022 17:28 Asia/Tokyo

イランイスラム革命防衛隊・航空宇宙部隊のハージーザーデ司令官が、衛星打ち上げロケット「ガーエム」の使用準備がまもなく整うとしました。

イランはこの2年間、衛星打ち上げロケットに注力しこの分野での重要な一歩を踏み出しており、衛星建造に合わせてそれらを発展させてきました。イラン人専門家らは今や、宇宙技術の全サイクル、すなわち打ち上げ基地、ランチャー、衛星本体、信号受信ステーション、衛星制御システム、衛星データ処理ステーションを、すでに獲得しています。

IRIB通信によりますと、ハージーザーデ司令官は、地上500kmを超える軌道にある衛星「ヌール」の状況について説明したうえで、「我々は今年、衛星打ち上げロケット・ガーエムを宇宙に送り込む」と述べました。

続けて、イランの無人機力が増加していることに触れ、「米国を含めた敵は、無人機という小さな分野により、80年以上続いた自分たちの空の優位性が崩されたと語っている」としました。

イスラム革命防衛隊をはじめとするイランの軍隊は近年、様々な先端兵器の設計や製造において、目覚しい成功を収めています。

同防衛隊のサラーミー総司令官は、「我々は、最先端兵器の製造・獲得を目指している」と強調しました。

これに関して、イスラム革命防衛隊海上部隊のタングスィーリー司令官も、国内でのステルス艦建造について発表しています。

 


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