イランの世界的地位が、科学・技術・イノベーション指標で再上昇
(last modified Sun, 21 Aug 2022 06:38:49 GMT )
8月 21, 2022 15:38 Asia/Tokyo
  • イランの世界的地位が、科学・技術・イノベーション指標で再上昇
    イランの世界的地位が、科学・技術・イノベーション指標で再上昇

イランの研究所が報告において、科学・技術関係のほとんどの世界的指標においてイランの世界的地位が再上昇していることを明らかにしました。

イルナー通信によりますと、イラン科学・情報技術研究所(IranDoc:Iranian Research Institute for Information Science and Technology)は、「Nema 2021:イランの科学・技術・イノベーションの2021年における世界での位置」と題した最新の報告において、これらの分野の最重要指標におけるイランの世界での順位・位置づけについて取り上げました。

この報告は、イランの科学・技術・イノベーションの世界的位置に関するサイト「NEMA.IRANDOC.AC.IR」のデータをもとに作成されています。

同サイトのデータに基づけば、テーマ別順位にランクインしたイランの高等教育機関の数は増えており、その一部は、上位100機関、さらには上位10機関に入りました。

イランの各機関名は2021年、英タイムズ紙作成の「THE世界大学ランキング」のテーマ別ランキングに146回、上海交通大学の「世界大学学術ランキング」に 163 回、QS社の「QS世界大学ランキング」に54回、台湾大学の「 NTUランキング」に85回、USニューズ誌の「大学ランキング」に246回掲載されました。

さらに、上海、NTU、USニューズのテーマ別ランキングでも、10以上のイラン機関が世界の上位100機関に入りました。

2021年には、「スコーパス」や「WAS」といった抄録・索引データベースにおけるイラン出版物の利用数も増加しました。

イランは、WASで世界第16位、スコーパスで世界第15位に入り、さらにその両方で出版物数が地域第1位となりました。

また、WIPO世界知的所有権機関の「グローバル・イノベーション・インデックス」2021年版では、イランの世界的地位は2020年の67位から 60位に上昇しました。

情報通信技術の分野においても、イランの世界的地位は2021年に上昇しており、インターネット利用者指標では、イランはランクが38上がって世界第50位となりました。

 


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