イラン外務次官、「上海協力機構加盟手続きが最終段階に」
9月 13, 2022 19:11 Asia/Tokyo
イラン外務省のサファリー・経済外交担当次官が、「イランのライースィー大統領のウズベキスタン訪問において、わが国のSCO上海協力機構への正式加盟が最終確定するだろう」と語りました。
SCO首脳会合は今月15日と16日の2日間にわたり、ウズベキスタン・サマルカンドにて開催される予定です。
イランは現在、SCOへの正式加盟手続きを進めているところであり、サマルカンドで今回行われるSCO首脳会合にて、イランの正式加盟が成立することになっています。
イスナー通信によりますと、サファリー次官はライースィー大統領が14日水曜にウズベキスタンを訪問し、第22回SCO首脳会合に参加する予定であることに触れ、「イラン外務省が作成・交付した400~500件の契約書があるため、イランの正式なSCO加盟は今回の訪問ではっきりする」と語りました。
また、「南北を結ぶルートを経由したトランジット輸送やイランのエネルギー面での可能性といった2大要素は今回の会合での優先事項だ」とし、「ライースィー大統領は今回のウズベキスタン訪問で、二者協議も行う」としています。
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