イラン大統領、「協議での恒久的な保証の請求はイランの権利」
9月 19, 2022 17:46 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、「西側諸国が約束に違反したため、オーストリア・ウィーン協議での合意は保証付であるべきだ」としました。
ライースィー大統領は、カタールのアルジャジーラテレビ英語放送のインタビューに応じ、いずれの合意も保証を伴うべきであるとし、「核合意から離脱したのはアメリカ側であり、取り決めを履行しなかったのもヨーロッパ諸国だった」と語っています。
また、「制裁解除は、保障措置上の問題の解消と共に行われるべきである。われわれが根拠がなく政治的なものだと考える一部の問題が、わが国に矛先を向ける口実として残るならば、合意成立は無意味で効果もないだろう」と語りました。
さらに、「わが国は、約束を履行した国ではなく、約束に違反したアメリカのような国を相手としているのであり、これらの国自身も、自らが約束に違反した事実を認めている」とし、「彼ら自身が自らの約束違反を認めていることから、当然ながら、我々が彼らとの合意を信用できるためには、確信できる保証を与えられる必要がある」と述べています。