1月 01, 2024 19:41 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、「わが国は、自らの利益や対外関係を、核合意の問題に結び付けることはなく、世界の各地域との均衡の取れた関係拡大に取り組んでいる」としました。

キャンアーニー報道官は31日日曜、イラン東部の南ホラーサーン州にあるビールジャンド大学で、「我々は、核の分野において外交協議を行う意向を表明し、もし相手側にもその意向があってイランの明確にされた権利を尊重し、合意内の責務や取り決めを順守するなら、わが国のレッドラインを守りつつ彼らと協議を行うとしている」と語りました。

また、「覇権主義体制は、イランに対する見方を変えておらず、制裁を引き続き行使している。しかし我々は、世界各国との経済・通商関係において、希望の持てる流れの中にある」と述べました。

さらに、「わが国は、これまでと同様、地域の各抵抗勢力を支持しており、パレスチナの被抑圧民を支援するためにあらゆる力を活用している」としました。

キャンアーニー報道官は最後に、「わが国の上海協力機構への加盟は、今期政府の優先事項に据えられていたが、これまでに行われた協議により、加盟に対する国内外の障害は取り除かれ、これは実現した。また、経済新興国グループ・BRICSへの参加も、1年という短期間で実現され、2024年より正式にこのグループの一員となった」と指摘しました。

 


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