イラン大統領が、米ニューヨークに向け出発
(last modified Mon, 19 Sep 2022 08:55:18 GMT )
9月 19, 2022 17:55 Asia/Tokyo

ライースィー・イラン大統領が第77回国連総会に出席するため、米ニューヨークに向けてテヘランを出発しました。

ライースィー大統領は19日月曜朝、出発前にテヘランにて記者団に対し、「今回の5日間のニューヨーク訪問では、米政府関係者との会談や面会は一切行われない」と述べています。

また、「イラン国民および、諸国民に対し行われている一連の圧制について語り、またわが国の立場を説明すべく、(国連総会への参加という)機会を活用する必要がある」としました。

ライースィー大統領は、今回の訪問では国連総会での演説に加えて、ヨーロッパ諸国を含むこの会議への一部参加国の首脳と会談する予定です。

また共同通信によりますと、岸田文雄首相が来週、国連総会一般討論演説のため訪問するニューヨークで、同じく訪米するライースィー・イラン大統領と会談することが明らかになりました。

なお今回のライースィー大統領のニューヨーク訪問には、アミールアブドッラーヒヤーン外相、制裁解除交渉のイラン代表団の団長を務めるバーゲリー外務次官が随行することになっています。

第77回国連総会は、20日火曜から26日月曜まで、各国の国家元首によるハイレベルでの会議が行われ、その傍らでさらに二国間および多国間という形で数十の協議が開催されます。

計画によると、総会での国家元首の演説には15分から20分の時間が確保されています。

今回の国連総会で議論される議題は、気候変動、新型コロナウイルス問題やその他の伝染病との闘い、持続可能な開発、開発途上国の債務、各地での現在の紛争と危機などの国際問題とされています。

 


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