イラン南東部ザーヘダーンに平穏が戻る
10月 01, 2022 14:33 Asia/Tokyo
イラン南東部スィースターン・バルーチェスターン州の地元当局が、同州の中心都市ザーヘダーンが警察や治安部隊の努力により完全な平穏が戻り正常な状態にある、としています。
ザーヘダーン市内にあるスンニー派のモスク付近では30日金曜、武装集団が銃を乱射しました。
この事件を受け、イラン・イスラム革命防衛隊所属の地元司令官の1人を含む複数名が殉教し、ほか多数が負傷しています。
また、同市内では武装集団のメンバーらが公共施設・器物や民間施設・財産、警察署3箇所を襲撃し、銃撃により市民の間に恐怖を引き起こしました。
この集団は国内の騒乱や暴動の続行を試みたものの、治安部隊によりこれは失敗に終わり、現在では市内は平常状態にあります。
なお、武装集団や暴徒らの一部は特定され、逮捕・拘束されました。