ロシア大統領補佐官、イランの上海協力機構加盟を支持
ロシアのウシャコフ大統領補佐官が、イランのヴェラーヤティ最高指導者顧問との会談の中で、イランの上海協力機構への正式加盟に対する支持を強調しました。
在ロシア・イラン大使館の報告によりますと、イランのヴェラーヤティ最高指導者顧問は、2日火曜、ロシアのウシャコフ大統領補佐官と会談し、二国間・地域協力に関する重要な問題に関して意見交換を行いました。
この会談で、ウシャコフ補佐官は、イランの地位に触れ、ロシアは二国間・地域関係、またイランとの戦略的な数カ国関係の拡大、イランの上海協力機構の正式加盟を支持していると語りました。
ウシャコフ補佐官はまた、最近のロシアのプーチン大統領のイラン訪問に触れ、「プーチン大統領はイラン訪問と、イスラム革命最高指導者、大統領との会談に完全に満足しており、この訪問は2国間関係の改善に重要な役割を果たしている」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問も、この会談で、ロシアとの関係拡大がイスラム革命最高指導者と政府に対して持つ重要性に触れ、「両国関係を拡大し、深めることは、すでに始まった道において、後戻りすることのできないものであり、また戦略的な関係は日増しに拡大しており、シリアやイラク、イエメンの問題など、地域に関して、共通の見解と緊密な協力が存在する」としました。
ヴェラーヤティ顧問はまた、「今日の二国間関係は、両国の関係の歴史においては類まれな状況であり、双方はこれまで以上の関係の拡大に向けた真剣な決意を有しており、この戦略的な見解は地域と世界の平和確立において重要な役割をはたす」と強調しました。
ヴェラーヤティ顧問は1日月曜、ロシアの戦略研究所の招待を受け、ロシアを公式訪問し、同国の政府高官と会談を行っています。