イランの鉄鋼生産量が、今年9月に27%増加
10月 31, 2022 17:34 Asia/Tokyo
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イランの鉄鋼生産
WSA世界鉄鋼協会が、2022年9月のイランの鉄鋼生産が27%増加したことを明らかにしました。
WSAは最新の報告において、2022年9月のイランの鉄鋼生産量が、前年同月との比較で26.7%増の270万トンに達したことを明らかにしました。
この一方、先月の世界の鉄鋼生産上位10か国の生産量はいずれも、イラン、インド、中国を除き減少しており、生産量が増加した国の中では、イランのものが最大となっています。
また、2022年初から前月までの9か月間におけるイランの鉄鋼生産量は、前年同時期との比較で9.8%増の2220万トンに達しました。
イランは、2021年2月に世界の鉄鋼生産量の国別ランキングで10位に入り、同月以降、この順位を維持しています。
同協会の統計によれば、イランの2021年鉄鋼生産量は前年比1.8%減の2850万トンとなっていました。
2022年9月の鉄鋼生産量は西アジア全体でも増加し、前年同時期と比較して15.4%増の380万トンとなりました。9月のイランの鉄鋼生産量は270 万トンになることから、西アジア全体の生産量の71%はイランが占めていることになります。
今回の報告で調査対象となった西アジア諸国には、イラン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が含まれます。
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