6月 17, 2016 20:58 Asia/Tokyo
  • イラン外務次官とスイス外相が会談

イラン外務省のタフテラヴァーンチー欧米担当次官と、スイスのブルカルテール外務大臣が、二国間関係、核合意の実施プロセス、地域情勢について検討しました。

政治的な協議を目的にスイスを訪問しているタフテラヴァーンチー外務次官は、16日木曜、ブルカルテール外務大臣とスイス・ベルンで会談しました。

タフテラヴァーンチー次官はまた、この会談で、政治的協議は関係拡大と、両国の経済協力の多様な可能性の認知に向けた適切な下地を整えると強調しました。

さらに、核合意の取り決めの履行に関するイランの行動を説明し、相手側が、特に銀行分野で取り決めを完全に履行する必要性を強調しました。

ブルカルテール外相もこの会談で、さまざまな分野におけるイランとスイスの関係拡大の流れを歓迎し、多様な関係の可能性を利用する用意と、地域情勢における協力を強調しました。

タフテラヴァーンチー次官と、スイスの外務副大臣を代表としたイランとスイスの政治協議の新ラウンドは、16日、ベルンで開催されました。

この会談では、イランとスイスの外務省関係者に加えて、司法関係者やテロ対策の責任者が参加し、3つのグループに分かれて、二国間関係、地域情勢、司法、人権の分野での協力を検討しました。

核合意の実施プロセス、とりわけ銀行問題の解決も、この協議で検討されました。

この協議の終わりに、双方は様々な分野にわたる建設的な協議のプロセスに満足感を表明し、この協議を継続し、様々なレベルでのさらなる関係拡大の中での、合意実施の下地作りを行う必要性を強調しました。

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