イラン製ロケット「ガーエム100」が飛行実験に成功
(last modified Sun, 06 Nov 2022 08:48:06 GMT )
11月 06, 2022 17:48 Asia/Tokyo

固体燃料を用いた衛星打ち上げロケット「ガーエム100」の1段目エンジンによる準軌道飛行実験が成功しました。

ガーエム100に詰まれた1段目エンジンの準軌道飛行実験は、イラン軍関係者の一団が見守る中で5日土曜、成功裏に実施されました。

ガーエム100は、3段階の固体燃料エンジンを使い、重さ80kgの衛星を地表から500kmの軌道に乗せることが見込まれています。

メフル通信によりますと、固体燃料エンジンを使ったガーエム100の1段目エンジンは、昨年12月の地上実験を成功させたうえで、今回の準軌道飛行実験の実施を迎えました。

今回の段階を経たことで、イラン・イスラム革命防衛隊航空宇宙部隊は、イラン通信情報技術省航空宇宙局の衛星「ナーヒード」を近い将来、このガーエム100によって地球軌道に投入することになります。

シオニスト政権イスラエルの各メディアは6日日曜、同政権当局者がガーエム100の実験をイランの力を誇示するデモンストレーションだと受け止め、この件について大きく懸念していると伝えました。

 


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