イラン製人工衛星が超高解像度の地上画像の撮影に成功

イラン宇宙研究所が国内の知識ベース企業との協同で、同国製人工衛星「ハイヤーム」が撮影した地上画像を35～45センチ単位の超高解像度で抽出する技術を開発しました。

【ParsTodayイラン】イラン宇宙研究所のサーラーリーイェ所長は、同国初となるこの成果について「イランの宇宙技術の進歩を示すもの」と評価しました。

同所長によると、この技術は追加データを必要とすることなく画像を高解像度化するもので、環境保護や農業、都市計画など多くの用途に役立つことが見込まれるということです。

また、外国製の同様の技術と比較して、価格やデータ取得までにかかる時間において優位性があるとしています。

サーラーリーイェ所長は、今回の成功により外国技術への依存が低下し、イラン宇宙研究所が宇宙データの生成において「地域や世界レベルでパイオニアとして認識されるだろう」と語りました。

そして、今後もこの分野に対する開発投資が進めば、国内需要のみならず海外への技術輸出も可能になるとの見通しを示しました。

 

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