イメージが語るイラン
フェイゼィーエ神学校;科学的と宗教的中心
12月 10, 2022 17:43 Asia/Tokyo
フェイゼィーエ学院は、イラン首都テヘランから南に約120kmに位置するシーア派の聖地ゴム市にある神学校の1つで、シーア派8代目イマームレザーの妹ファーティマ・マアスーメを安置したマアスーメ霊廟の隣にあります。
この神学校は、イスラム後から現代までの諸時代のちょうど中ごろの数百年間に関連しています。
ここでは、1941年以来宗教・政治的な会議が多数回にわたり行われており、また、1979年のイランイスラム革命の勝利前後にも、重要な歴史的な事件が発生した場所です。
特に1963年にはパフラヴィー王政側の因子らによる襲撃を受けており、この時には、何人も聖職者が殉教しました。
なお、 この神学校でイラン・イスラム共和国の建国者ルーホッラー・ホメイニー師の演説が行われたことは、1963年のデモ勃発につながっています。
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