イラン外相が、西側による人権の二重基準を批判
(last modified Sat, 10 Dec 2022 11:22:59 GMT )
12月 10, 2022 20:22 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオランダのフックストラ外相(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とオランダのフックストラ外相(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、西側諸国による人権・女性の権利に対する二重基準や、イランへの内政干渉を批判し、暴徒やテロ実行犯らは裁きにかけられると述べました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はオランダのフックストラ外相との電話会談で、一部の西側諸国高官がイランの若者や女性を扇動し、その目的のためにメディアを利用しようとしていることは、騒乱やテロの拡大につながる非建設的な行為だと述べました。

同外相はその上で、暴徒やテロ実行犯らが警官や治安要員に武器を使用したことには疑いがなく、司法の裁きにかけられるとしました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は8日木曜にもフィンランドのハーヴィスト外相と電話会談しており、イランが常にウクライナ戦争に反対してきたとして、欧米によるウクライナへの武器支援が状況を複雑にしていると述べました。

一方のハーヴィスト外相も、イランと欧米諸国による核合意の復活を支持しました。

ハーヴィスト外相はまた、アフガニスタン問題について、イランがアフガン難民の受け入れなどで建設的な役割を果たしていることに謝意を示し、アフガン難民への支援でイランと協力する用意があると述べました。

 


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