イランが、アフガン女性の大学教育停止に対し遺憾を表明
(last modified Sat, 24 Dec 2022 04:57:43 GMT )
12月 24, 2022 13:57 Asia/Tokyo

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、アフガニスタンでの女性の大学教育停止について、「アフガン当局者が障害を迅速に取り除き、国内の全教育課程における女子教育再開の基盤を整えるよう希望する」と述べました。

キャンアーニー報道官は、アフガニスタンの大学で女性の教育が停止されたことに遺憾の意を示し、「イランはアフガンの隣国として、同国の平和、安定、発展に関心を持っている」と述べました。

アフガニスタン・タリバン政権の高等教育省は、国内の私立大学および国立大学に対し、同国人の女子教育を停止するよう命じました。

同国では、つい3ヶ月弱前に国内全域から数千人の女性も参加した大学入試試験が行われたばかりで、これらの女性の多くは興味ある分野を勉強して、医学などのさまざまな分野で国に貢献したいとの希望を抱いていました。

現政権タリバンは、2021年8月にアフガニスタンの権力を握った後、小学校6年生より上の中等・高等女子教育を停止させ、役所で働く女性も解雇されました。この一方、同政権は国際的な正当性を得ようと努めていますが、国際社会は、それを実現させるには人権、特にアフガンの女性​​や少女たちの権利を尊重する必要があるとしています。

 

 


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