駐アフガン・イラン大使「米軍のアフガン駐留目的は、近隣諸国の監視」
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アフガニスタン駐在のカーゼミーゴミー・イラン大使は、「テロ対策を口実とした米軍のアフガ二スタン駐留の主目的は、その近隣諸国をコントロールすることだった」と述べました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 29, 2022 21:15 Asia/Tokyo

アフガニスタン駐在のカーゼミーゴミー・イラン大使は、「テロ対策を口実とした米軍のアフガ二スタン駐留の主目的は、その近隣諸国をコントロールすることだった」と述べました。

IRIB通信が報じたところによりますと、カーゼミーゴミー大使は28日水曜夜、アラビア語放送・アルアーラムチャンネルのインタビューに応じ、「米軍はテロとの戦いを理由にアフガニスタンを占領したものの、彼らの主な目的は、アフガン周辺の国々を監視・コントロールし、自らの手先としてISISやアルカイダといったテロ組織を育成することだった」と語りました。

また、「アメリカは現在も占領行為や軍事駐留によって自らの目的を追求し、アルカイダはアメリカの手先として戦闘行為を行う任務を遂行している」としました。

さらに、アメリカは代理戦争によって、アフガニスタンで自らの目的を達成しようとしている、と述べました。

アフガンでの20年間の占領と、経済・衛生インフラの破壊で無数の犯罪を犯した後、米英両軍とその同盟国は、2021年8月に敗北し、屈辱にまみれながらアフガンを撤退しました。なお、同年8月15日には現在のタリバンがアフガン政権を掌握しています。

 


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