Pars Today

イランの司法当局が、同国の民兵組織・バスィージの隊員を殺害した犯人のうち2人について、 死刑を執行したと発表しました。

イルナー通信によりますと、イラン司法当局は、「我が国の治安の守り手の1人であった（バスィージ隊員の）アジャミヤーン氏の殉教に関わった主犯格の2人が、7日土曜午前に絞首刑に処された」としました。

テヘラン西方のキャラジでは昨年11月3日、多数の暴徒が、ガズヴィーンにつながる高速道路を石、木材、建物のがれきなどで封鎖した上、車両通行の妨害、公共・私有財産の破壊、警官への襲撃を行いました。

殉教したアジャミヤーン氏はこの際、武器を一切持たずに、道路の障害物をどけようと人々を手伝っていましたが、その最中に暴徒に襲われ、残酷にも殺害されました。

7日に絞首刑に処された2人の暴徒は、法廷において、アジャミヤーン氏をどのように殉教に至らしめたかをはっきりと語り、この犯罪において自分たちがどのようなことをしたかを認めていました。さらに法廷では、この事件に関連した映像や証拠文書も公開されました。

この犯行については、被告人らがはっきりと自白して犯行状況を詳述していることに加えて、襲撃に使われた道具の発見、所有していた携帯電話のデータに残っていた犯罪関連内容、事件当日のアジャミヤーン氏襲撃の様子を映した映像などによっても、完全に裏づけられています。

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