イラン児童文学協会、子供の命を取引に使わないよう、国連事務総長に警告
6月 23, 2016 18:50 Asia/Tokyo
イランの児童文学協会が、国連事務総長に書簡を送り、子供の命を資金で取引しないよう求めました。
イラン児童文学協会は、国連のパン事務総長に宛てた書簡の中で、サウジアラビアの子供の人権侵害のブラックリストからの削除は、イエメンの子供の清らかな世界に政治を持ち込み、汚したことになるとしました。
この書簡ではまた、子供は人生の中で成長することを希望しており、生き延びたいと考えているが、イエメンの子供たちは1年以上前から、サウジアラビア主導の侵略的な連合軍の攻撃により、命を落としているとしました。
さらに、この書簡で、今日、イエメンの子供たちは、忘れられており、国連の最も重要な責務は、生存権や成長する権利など、もっとも明らかな権利を擁護することだと認識すべきではないと想定されているようだと強調しました。
イラン児童文学協会は、避難する場所のないイエメンの子供たちに支援の手を差し伸べ、彼らを爆弾やミサイルから安全に守ることは、国連事務総長の責務だとしました。
また、国連事務総長に対し、子供を尊重し、サウジアラビアによる子供の残虐な殺害に抵抗し、イエメンの子供の命を守るよう求めました。
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