イラン検事総長、「最近の国内暴動で治安関係者90人以上が殉教」
(last modified Wed, 08 Feb 2023 11:36:23 GMT )
2月 08, 2023 20:36 Asia/Tokyo
  • 最近の国内暴動で治安関係者90人以上が殉教
    最近の国内暴動で治安関係者90人以上が殉教

イラン検事総長が、「最近国内でおきた暴動において殉教した警察や民兵組織・バスィージといった治安関係者は90人以上にのぼる」と発表しました。

イルナー通信によりますと、イランのモンタゼリー検事総長は8日水曜、最近の暴動において警察やバスィージの人員90人以上が殉教したとしました。

また、イスラム共和国体制およびイラン国民に対する敵の陰謀について言及し、「敵は最近の暴動において、綿密な計画をたてた上で様々な手段を用いた」と説明しました。

イランでは今年9月下旬以降、国内の複数都市において暴動・騒乱が発生しましたが、その当初から、イギリス、サウジアラビア、アメリカと提携しているメディアがこれらの騒乱に関与していることが明らかになっていました。

これらの暴動においては、アメリカや一部のヨーロッパの政治指導者、およびこれらの国々のメディア、さらには西側が支援するペルシャ語メディアが、イラン国民の権利支持というスローガンを掲げながら、同国内の治安をかく乱する暴徒や騒乱扇動者の支持・支援に全力を挙げていました。

アメリカ政府と西側同盟諸国はさらに、暴動開始以降に反イラン派との会合を開いて同国に対する措置を強化し、人権侵害を口実に新たな対象者を対イラン制裁リストへ追加しています。

 


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