イラン外務省報道官、「わが国とロシアの軍事・防衛関係は第3国には一切無関係」

イランのキャンアーニー外務省報道官が、「わが国とロシアの軍事･防衛関係は両国の共通の利益の枠組みのもので、第三国には一切無関係である」と語りました。

キャンアーニー報道官は、「イランとロシアの軍事･防衛上の協力関係は、ウクライナでの軍事危機勃発以前にさかのぼる」と述べました。

また、「わが国はウクライナ危機の政治的な解決を強調している」とし、「ウクライナ危機に関してのわが国に対する西側諸国からの一連の疑惑提示は、政治的な思惑をはらんでいる」としました。

そして、一部の国がシリアと断交したことについて、「シリアの状況の変化および同国の政治体制の安定・確立により、これらの国々とシリアとの外交関係の再開に向けた段階的なプロセスの形成が見られる」と語っています。

キャンアーニー報道官はまた、近いうちにイランのアミールアブドッラーヒアーン外相がロシアを訪問する予定であることを明らかにしました。

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