中国メディア関係者、「イランと中国は新国際秩序の鍵握る」
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中国で第14期全国人民代表大会(全人代)第1回会議と人民政治協商会議第14期全国委員会(全国政協)第1回会議という、2つの最も重要な政治会議が始まった中、ある中国メディア関係者が、「新たな世界秩序の鍵を握る存在となるのは、イランと中国だろう」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 06, 2023 18:09 Asia/Tokyo
  • ライースィー・イラン大統領と習近平中国国家主席(アーカイブ写真)
    ライースィー・イラン大統領と習近平中国国家主席(アーカイブ写真)

中国で第14期全国人民代表大会(全人代)第1回会議と人民政治協商会議第14期全国委員会(全国政協)第1回会議という、2つの最も重要な政治会議が始まった中、ある中国メディア関係者が、「新たな世界秩序の鍵を握る存在となるのは、イランと中国だろう」と述べました。

中国で国会に相当する全人代の会議は今月5日から約10日間、同国の各派閥・各団体・各界の代表が参加する統一戦線組織・全国政協の会議は今月4日から約8日間の日程で開かれています。

発表によれば、第14期全人代に参加する代表者は計2977人ということです。

イルナー通信によりますと、CCTV、CRI、CGTN、CNRを含む中国メディアグループの駐イラン事務局長は、特別コラムにおいて、この両会議の持つ非常に大きな重要性を指摘しながら、これが中国外交政策や新たな世界秩序で同国の果たす役割につながっていくと説明し、その上でイランとの間に友好関係および戦略的パートナーシップが築かれていることに触れ、「両国は、新たな世界秩序を構築するために鍵となる役割を果たすと見込まれる」としました。

また、「今回の全人代会議における重要な議題の1つは、中国の外交政策や他の国々との関係性のロードマップ作成である。中国が旧正月・春節を迎えた後の全人代開催前という時期にイラン大統領が訪中を行ったことは、非常に重要な意味を持っており、長い歴史の中で同じアジア諸国同士、常に平和的・友好的関係を築いてきた両国の間に、新たな章を開いた」と続けました。

さらに、「イランと中国との関係は、単なる2つの国の関係にとどまらない、歴史的かつ文明的なものである。中国は、常にイランとの友好を特別なものと考えている」と説明しました。

そして、「イランは地域大国および世界の主要なエネルギー供給国として、また、中国は政治・経済面の世界大国として、世界の他の独立諸国と発展・利益のために互いを助けていき、さらに、多極主義と協力に基づく世界の新たな秩序を描くことで、現代さらには未来の世代にとってより良い世界を作り出すことができる」としました。

 


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