3月 13, 2023 18:32 Asia/Tokyo

中国での新型コロナウイルス制限の緩和・解除を受け、イランを含む40か国に対する中国人団体旅行許可が出されました。

イルナー通信によりますと、中国文化観光省は12日日曜、「今月15日以降、ネパール、ベトナム、イラン、フランス、スペイン、イタリア、ギリシャ、ブラジルを含む40か国への、中国人市民向けの団体観光ツアー許可が出されている」と表明しました。

これに先立ち、先月6日には20カ国・地域に対する許可の第1弾が出されていました。

アジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、ラテンアメリカの国々からなる中国の観光プログラムの第2弾に他40か国が追加されたことにより、中国からの団体旅行先の目的地となる国の総数は60の国と地域に達しました。

これに関して先月、中国・新華社通信は2つの報告において、イラン中部ヤズドおよび南部シーラーズにある観光名所の写真を掲載しました。そして、「イランは多様性あふれる豊富な観光名所が多数存在し、中でもヤズドは中国人にとって独自の魅力を有している」としています。

 

イランでの中国人観光客

 

中国の外国人観光産業は、ここ数か月のコロナウイルスの流行後、急速に再建と回復の道を歩んでいます。多くの国は、中国人観光客の支援を受けて、経済的にパンデミック前の状況に戻ることを望んでいます。

有識者らは、より多くの中国人旅行者が世界の観光産業を後押しし、世界経済に楽観的な見方を生み出すことが期待されていると述べています。

 


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