イラン外相「近くサウジ外相と会談予定」
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アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、近くサウジアラビア外相と会談する予定であることを明らかにするとともに、「我々は、双方の技術代表団が互いの国にある自国大使館及び総領事館を視察し、再開に向けた実際的な準備を行うことに合意した」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 20, 2023 17:12 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、近くサウジアラビア外相と会談する予定であることを明らかにするとともに、「我々は、双方の技術代表団が互いの国にある自国大使館及び総領事館を視察し、再開に向けた実際的な準備を行うことに合意した」と語りました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は19日日曜、記者会見し、20日火曜が最終日となるイラン暦1401年における同国の外交面での最大の業績に関して、「近隣諸国との貿易額は大幅に増加しており、1つの近隣国だけで貿易額が140億ドルに達し、別の国とは220億ドルに達している」と述べました。

また、「1401年(イラン暦本年)の半ばに、UAEアラブ首長国連邦とクウェートの 2つの隣国とイランとの関係は大使級に格上げされ、またここ数日で、イランとサウジアラビアの国交正常化を目の当たりにしている」と語りました。

そして、対イラン核合意の展望に関しても、「制裁解除に向けたイニシアチブが検討されており、今後数週間のうちにこれに関する最終ニュースをイラン国民に届けられるよう願っている。我々はあらゆる機会を利用して、最大限の国益を獲得するだろう」と語っています。

続けて、「わが国とバーレーンの国交回復のために、約2ヶ月前にイランとバーレーンの技術代表団が両国にある大使館を訪問することについて最初の合意に達した」と述べました。

さらに、「我々は、近隣諸国や地域諸国との国交回復を歓迎する」としました。

イランとサウジアラビアは今月11日、中国・北京で交渉を行い、7年ぶりに外交関係を正常化することで合意しています。

この合意によれば、両国外相は今後2か月以内に会談を行い、互いの国への大使再派遣、自国大使館の再開、国交正常化に向けたその他の要件を整えるとされています。

サウジアラビアは2016年1月3日、テヘランにあるサウジ大使館とイラン北東部マシュハドにあるサウジ領事館が複数の者らに襲撃されたことを口実として、イランと一方的に断交しました。

 


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