4月 22, 2023 16:34 Asia/Tokyo

イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イスラム教徒の断食月・ラマザーン明け(アラビア語でイードルフェトル)の礼拝に際し、「西側の軍事戦略は西アジア地域において失敗した」と述べました。

テヘランでの断食明け礼拝は22日土曜朝、市内の大規模礼拝場・モサッラーで、ハーメネイー師を礼拝導師として開催されました。

ハーメネイー師は礼拝後の演説で、「かつて植民地支配主義者らは、軍事行動で各国に侵出したが、現在はやり方を変えた。彼らは今日、虚偽、嘘、改ざん、そそのかし、現実と正反対の印象操作、国民への蔑視、国民への自虐的な見方の植え付け、国民の能力の隠蔽などで目的を果たそうとしている」と述べました。

そして、「敵の新しいやり方を知る必要がある。敵は、10年前に用いていた方法を現在も使うとは限らない。敵の手口を無効化する手段を見出さねばならない」としました。

その上で、「敵は、国民が様々な志向・信仰をめぐる国民同士の内輪もめを望んでいる。一つの社会に様々な見方が存在するが、そのことは支障にはならず、全ての人々が共生し、ともに働き、互いを思いやるべきである」と述べました。

 


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