6月 10, 2023 18:03 Asia/Tokyo
  • イランとIAEAの国旗
    イランとIAEAの国旗

IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が定例理事会に報告書を提出したことを受け、在オーストリア・ウィーン国際機関イラン常駐代表部が、この報告書に関するイランの見解を発表しました。

イラン代表部はこの報告において、「わが国はこれまでに示してきたように、包括的保障措置協定に従い自らの取り決め、責務を順守しており、IAEAがイラン国内での検証活動を続行できるよう全力を尽くしてきた。この努力は、IAEAの検証体制の中で無比のものだ」と表明しています。

また、「イラン国内には、未申告の核物資は存在していない。これに関するIAEAの主張は、虚偽・偽装に関する長い経歴をもつシオニスト政権イスラエルが提示した、でっち上げの誤った情報をもとに提起されている似すぎない」としています。

イラン代表部はさらに、「確実で信頼できる証拠が存在しないにもかかわらず、わが国は自発的に問題の施設へのアクセス・立ち入りをIAEAに許可した。これは、予想されるあらゆる疑惑点が完全な透明性をもって審議されることをイランが望んでいることを示すものだ」としました。

さらに、「わが国は、アメリカによる一方的な核合意の離脱や違反への対抗策として、イラン国会の議決に従い、核合意関連の透明化措置を縮小した」としています。

 


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