イラン南部で地域最大級の斑岩銅鉱床を発見
6月 13, 2023 15:34 Asia/Tokyo
イラン南東部ケルマーン州で、西アジア最大規模となる斑岩銅鉱床の1つが発見されました。
ケルマーン州メセ・サルチェシュメにある鉱山地帯では、これまでにも地質調査から、平均含有率42%の銅鉱床計約30億トンが確認されていました。
IRIB通信によりますと、今回発見された鉱床は、1979年のイスラム革命勝利以降に西アジア・北アフリカで確認された斑岩銅鉱床としては最大の埋蔵量になるということです。
斑岩銅鉱床は、世界でも最も重要な銅の供給源となっており、世界の生産量全体の60%以上、確認されている銅鉱床の約65%がこの種類で占められているほか、金と銀など他の金属も随伴して採掘されます。
メセ・サルチェシュメ鉱山地帯はこの鉱床の発見により、推定埋蔵量が最大40億トンまで増加すると見られています。
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