6月 21, 2023 15:11 Asia/Tokyo

イラン中部マルキャズィー州マハッラートは、同国でも有数の各種鑑賞用植物の生産地となっています。

国際通信イランプレスによりますと、マハッラートは気候が鑑賞用や室内用の各種植物の栽培に適していることから、イランの花の街と呼ばれています。

イラン種苗協会のエブラーヒーミー会長はイランプレスの記者に対し、「マハッラートは 100 年前からイランの花や植物の生産の中心地となっている。この町では約850人の花卉栽培農家が、750 ヘクタールの畑で花と植物を栽培している」と語っています。

マハッラートでは年間に、緑地・庭園用の約1億 8,500 万枝の花、7,200万種類の室内用植物、ユリ、カーネーション、菊など 2 億 1,700 万本の季節の花が生産されています。

また、国内では需要の少ないアカヤナギなども、アメリカ、中国、ロシア、アラブ諸国、ヨーロッパ諸国などへの輸出用として栽培されています。

マハッラートはイランの花の街であるとともに、マルキャズィー州の観光名所の一つにもなっており、訪れる観光客は色とりどりの花を目にすることで、この街の美しさをさらに感じることになります。

 


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