イメージが語るイラン
中部カーシャーン市近郊の赤い村・アブヤーネ
7月 03, 2023 18:33 Asia/Tokyo
アブヤーネ村はイラン中部イスファハーン州カーシャーンの観光スポットの一つであり、さながら生きた青空美術館ともいえるものです。
アブヤーネ村は海抜2222 メートルに位置し、温和な気候に恵まれています。
この村の古い赤茶色の家並みはキャルキャス山脈の灰色の斜面に位置し、また構造上ここにあるすべての家屋の屋根は隣の家の庭になっています。
この村の女性の服装は、サファヴィー朝時代の形式・イメージのものです。
そして、この村にある大モスクの歴史はセルジューク朝時代にまで遡ります。
何といっても、アブヤーネ村の魅力の一つは家並み全体が赤茶色であることです。
これらの家々は赤土で覆われ、その赤土は近隣の鉱山でとれたものが使用されています。
そして面白いことに、赤土は雨が降れば降るほど強くなると考えられています。
アブヤーネ村は、その赤茶色の家並みが特徴的であることから、赤い村とも呼ばれています。













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