中国が、引き続きイランの最大貿易相手国に

イラン税関の最新統計で、同国の最大の貿易相手国が依然として中国であることが分かりました。

イラン税関が発表した公式統計によりますと、イラン暦1402年の第1四半期（2023年3月21日～6月21日）に同国が行った商取引の総額は260億ドル超でしたが、貿易相手国はこの数年に引き続き、中国がトップとなりました。同国とイランの貿易総額は現在、75億ドルを超えています。

この統計ではまた、第1四半期の非石油製品輸出の確定総額（原油・ディーゼル油・ケロシンを除いた輸出額）は3549万5000トン・124億6200万ドルとなり、重量の前年同期比で24.42％増加しました。

また、同期間のイランの輸入も、重量の前年同期比で1%、ドル換算額で5.79%増加し、855万7000トン・141億9000ドルとなりました。

さらに、相手国別の輸出額では、中国が最も多くなり、イラク、トルコ、UAEアラブ首長国連邦、インドがそれに続いています。

一方、輸入額は順にUAE、中国、トルコ、ドイツ、インドとなりました。

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