イランの産油量がOPEC内4位に返り咲く
7月 15, 2023 16:36 Asia/Tokyo
イランが今年6月、日量275万4000バレルの石油を生産し、OPEC石油輸出国機構内での順位を上げ、1年7ヶ月ぶりに4位に返り咲きました。
OPECの最新月間報告によれば、去る6月のイランの原油の生産量は日量275万4000バレルに達し、その前月に比べて5万6000バレル以上増加しています。
ちなみに現在、OPEC内の首位はサウジアラビアで日量999万8000バレル、次いでイラクの418万1000バレル、3位はUAEアラブ首長国連邦で289万4000バレルとなっています。
なお、イランに次ぐ5位にランクインしたのはクウェートで、1日当たりの産油量は255万1000バレルです。
イランは、2018年から開始されたアメリカの制裁行使の前は、OPEC内でサウジとイラクに次ぐ3位につけていました。