イラン最高指導者顧問、ロシア大統領と会談
2月 04, 2016 21:45 Asia/Tokyo
イランの最高指導者顧問が、ロシア大統領とモスクワで会談し、両国関係と地域情勢に関して意見交換を行いました。
ロシアのプーチン大統領は、この会談でイランとロシアの戦略的関係の拡大に満足感を示し、「あらゆる分野で協力を拡大することが必要だ」と語りました。
イランのヴェラーヤティ国際問題担当最高指導者顧問も、ロシアとの協力や東側への注目に関するイスラム革命最高指導者のハーメネイー師の見解に触れ、「イランとロシアは戦略的な関係を調整する中で歩みを進めており、この後戻りできない道は世界と地域の平和と安定の確立を促進することができる」と語りました。
ロシアの戦略研究所の招待によりロシアを公式訪問しているヴェラーヤティ顧問はまた、新たな地政学的条件下でのイランとロシアの協力に関する会合に出席し、ロシアの大統領上級補佐官、安全保障会議書記、下院の議長や議員などの関係者と会談し、二国間、地域、国際関係に関して話し合いを行いました。
ヴェラーヤティ顧問は、モスクワでロシアの戦略研究所の優れた研究者や重役とも会談する中で、イランはアメリカの敵対政策に対抗するために常に必要な準備を行っているとして、アメリカ政府はテロ組織ISISを支援していると明らかに認め、シリアやイラクなどの地域諸国を分割しようとしているが、幸いにもこの目的は実現できていないとしました。
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