イラン大統領が、対トルコ協力水準の向上を強調

イランのライースィー大統領は、同国とトルコとの協力関係のレベルがエルドアン・トルコ大統領の新任期中にこれまで以上に向上し、これが両国の地域・国際規模での交流の強化につながるよう希望する、としました。

国際通信イランプレスによりますと、ライースィー大統領はイランを訪問したトルコのハカン・フィダン外相とテヘランで会談し、「我が国とトルコの経済協力合同委員会の活性化は、両国の通商取引の道を平坦化する上で効果的である」としました。

また、地域におけるトルコの治安面での懸念に触れるとともに、「テロと対抗し、治安かく乱活動を阻止するための最も効果的な方法は、地域諸国の領土保全や主権を尊重することである」としました。

さらに、「コーカサスなど地域各地における地域外の勢力の駐留に対抗する必要性がある」とし、あらゆる地域の諸国が協力や対話によって現存の問題を解決するべきだ、と強調しました。

一方のフィダン・トルコ外相もこの会談において、「我が国とイランは、2国間の協力を向上、拡大させる上で多くの可能性を持っている」とし、「両国の取引額を300億ドルまで増加させるという目標は実現可能であり、トルコはこれを実現させる意志を固めている」と強調しました。

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