イラン大統領、「パレスチナ人の権利を考慮しない地域の新秩序はいずれも成果なし」
(last modified Thu, 12 Oct 2023 09:47:41 GMT )
10月 12, 2023 18:47 Asia/Tokyo
  • ライースィー大統領とアサド・シリア大統領
    ライースィー大統領とアサド・シリア大統領

ライースィー・イラン大統領が「パレスチナ人の権利を考慮しない地域での新秩序体制はいずれも成果に至らない」と語りました。

ライースィー大統領は11日水曜夜、アサド・シリア大統領との電話会談で「パレスチナ抵抗勢力による『アクサーの嵐』の中で、シオニスト政権イスラエルはその75年の歴史の中で前代未聞の打撃を受けた」とし、「過去数日間、この政権の過激な内閣は横暴と恥知らずの限りを尽くし、重大な犯罪を引き起こしてきた」と語りました。

また、「抑圧されたパレスチナ国民の怒りは、彼らの権利が侵害されていることに起因する」とし「二重基準を持つ偽りの人権主張者らは、抑圧する側と抑圧される側の立場を変えようとしており、それがシオニスト政権の傲慢さとパレスチナ人虐殺の継続につながっている」と述べています。

さらに、「アクサーの嵐」作戦の恩恵の一つとして、パレスチナ人の権利を考慮せずに地域の新たな秩序は達成されないことが証明された」としました。

一方、アサド大統領もこの電話会談で、「シオニストに対する抵抗運動の大勝利は、この政権が自らの主張に反して非常に弱いことを証明ししている」と語りました。