イラン西部の手織りじゅうたんが世界知的所有権機関に登録
(last modified Wed, 06 Jul 2016 08:54:47 GMT )
7月 06, 2016 17:54 Asia/Tokyo
  • イラン西部の手織りじゅうたんが世界知的所有権機関に登録

イラン西部・ロレスターン州の手織りじゅうたんが、WIPO・世界知的所有権機関に原産地名称で登録されました。

IRIB通信によりますと、ロレスターン州商工鉱業機関のサフィーハーニー会長は、「ロレスターン州の手織りじゅうたんが、国連の付属機関である世界知的所有権機関による原産地名称の登録に至った」と語りました。

サフィーハーニー会長は、ロレスターン州の手織りじゅうたんの登録により、この芸術的な商品はリスボン協定の加盟国すべてにおいて、実質的な支援対象となるとしました。

さらに、「この原産地名称の登録は、イラン国立じゅうたんセンターやイラン商鉱工業省などの協力により行われた」と述べました。

ロレスターンの手織りじゅうたんは、地元ならではのデザインを使用しており、国内外で高い信用を得ているとともに、この国際的な原産地名称の登録により、その質やデザインの面での信頼性が付与されることになります。

この報告によりますと、ロレスターン州では、2万3千人の織り手が、毎年1万平方メートルのじゅうたんを生産しているということです。