11月 16, 2023 19:54 Asia/Tokyo
  • 国連
    国連

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザでの犯罪に西側諸国が関心を示さないことについて、「彼らの恥をさらす行為であり、明らかな二重基準と人権擁護の否定を示すものだ」としました。

カナダ政府は毎年国連にイラン人権決議案を提出しており、今年も15日水曜に同決議案が賛成80、反対29、棄権65で国連総会第3委員会で可決されました。これは、賛成票が反対および棄権票よりも少なかったことになります。

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、このような決議可決のために西側諸国が政治的行動をとっている一方で、イスラエルによるガザ攻撃における戦争犯罪には黙認していることについて、「彼らの恥をさらす行為であり、明らかな二重基準と人権擁護の否定を示すものだ」と述べました。

キャンアーニー氏はその上で、アメリカやカナダ、その他の西側諸国が全面的なイスラエル支持によりガザでの戦争犯罪や大量虐殺を許していることについて、「これらの国はかねてから人権の組織的な侵害を行っており、イラン政府および国民に対して人権上の勧告をする立場にはない」としました。

そして、「イランは宗教的民主主義のもとに成立した体制であり、常に人権向上および国際規約の遵守に真剣であり続けてきた。また、人権擁護や世界におけるその向上において自らの原則にもとづいて、相互尊重・平等・正義にかなった政治的目的のない、本当の意味での人権擁護を求める各国際機関や各国と建設的な対話や協力を重ねてきた」としました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem


 

タグ