イラン外務省報道官、「ロシアとの間で多数のプロジェクトを実施中」
(last modified Mon, 11 Dec 2023 09:50:47 GMT )
12月 11, 2023 18:50 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ロシアとの間で様々な分野の協力が増加しつつあることに触れ、「現在両国の間では、様々なプロジェクトが実施中である」としました。

キャンアーニー報道官は11日月曜、定例記者会見の中で、イランとロシアの間の関係発展に関する国際通信イランプレスの記者の質問に、「経済、通商、文化といった様々な分野における両国の関係は、実感できる発展を見せ、過去9ヶ月間の両国の貿易量は20%以上増加している」と答えました。

また、ラーイスィー・イラン大統領の最近のロシア訪問では、両国の重要なトランジット輸送計画である「南北回廊」について検討がなされた、と述べました。

キャンアーニー報道官はさらに、イランとロシアの関係に関するシオニスト政権イスラエルの首相の発言に反応して、「我が国と地域の友好国との関係に関し特定の当事者が行う発言に注意を向けることはない。これらの発言が二国関係に影響することはないだろう」としました。

なお、ガザ地区での戦争の先行きについて、「パレスチナ国民は、自らの運命や将来について決定する権利がある唯一の側であり、地域外の一部の者によるパレスチナの運命を決定しようする工作・計画が成果をあげることはないだろうと、これまでに何度も指摘してきた」と語りました。

また、「我々は、パレスチナ国民に対し発案することはないが、その危機の解決に向けた民主的アプローチは提案している。このアプローチは国連にも登録されている方法で、今のニーズに応えることができるものだ。しかし、シオニスト政権の残忍なガザ攻撃に加担しているアメリカを初めとした一部の当事国は、戦争によってこれまでに手に入れられなかった青果を、政治的アプローチで手に入れようとしている」としました。

 


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