12月 14, 2023 16:31 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とインドネシアのルトノ外相の会談
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とインドネシアのルトノ外相の会談

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「米国は、パレスチナ・ガザでの戦争が停止しなければ地域の状況が制御不能になると理解すべきだ」と述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は13日水曜、スイス・ジュネーブで開催されている国際会議「グローバル難民フォーラム」に参加する傍らで、インドネシアのルトノ外相と会談し意見を交わしました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの会談で、「ガザで第一に挙げられる問題は、シオニスト政権イスラエルの攻撃を止めさせることである」と述べました。

一方のルトノ外相は、ガザの状況は、困難で憂慮すべきものであるとし、ガザへの攻撃を終結させ戦争を止める努力を続けるべきだと強調しました。

また、前日の国連総会緊急特別会合で、ガザでの停戦を求める決議案が賛成多数で採択されたことに触れ、「このことは、停戦に対する世界の支持がさらに増大している表れだ」と指摘しました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、ジュネーブでクウェートのサバーハ外相とも会談を行い、アメリカがシオニスト政権イスラエルを全面的に支援していることに言及しながら、「米国は、地域諸国へ繰り返し(戦争に関わらないよう)自制を求めるメッセージを送っているにもかかわらず、実際の行動では、ガザ戦争当時者の片方の側につき、イスラエル政権への支援に全力をあげている」としました。

 


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