各国の首脳や国際機関が、相次いでイラン南東部の爆弾テロを非難
1月 04, 2024 19:12 Asia/Tokyo
イラン南東部ケルマーン州で、同国イスラム革命防衛隊の故ソレイマーニー司令官の殉教4周年式典の最中に爆弾テロが発生したことを受け、世界各国や国際機関がこの事件に反応を示しました。
3日水曜午後、イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレーマーニー司令官の殉教4周年式典の最中に、同司令官の墓に通じる沿道で2回の爆発が発生し、これにより84人が殉教、ほか284人が負傷しました。
各国の首脳らはそれぞれメッセージを発信し、このテロ事件を非難しています。
国連事務総長、EU、そのほか様々な国際機関や政界、政府関係者や宗教の指導者ら及び世界各国の首脳らがそれぞれ声明を出し、このテロ事件を非難すると共に、イラン国民に哀悼の意を表明しました。
トルコのエルドアン大統領やカタールのタミム・ビン・ハマド・ビン・ハリファ・アル・サーニ首長は3日夜、イランのライースィー大統領と電話会談し、多数のイラン人市民が殉教、又は負傷したこのテロ攻撃を非難するとともに、イランの政府と国民に同情の意を表しました。
このほか、ロシア、インド、アイルランド、イタリア、パキスタン、ニカラグア、キューバ、ベネズエラ、サウジアラビア、レバノン、イラク、オマーン、バーレーン、マレーシアの各国の政府高官および、イエメンのシーア派組織アンサーロッラー、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス、パレスチナ・イスラム聖戦運動、アフガニスタンのタリバン政権などがケルマーンでのテロ攻撃を非難し、イランの国民と政府に哀悼の意を表しました。
このテロ事件を受けて、中国・北京に本部を置くSCO上海協力機関の事務局や加盟国が半旗を掲げています。
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