イラン外務省報道官、「テロリストの拠点を狙うことはわが国の合法な権利」
(last modified Tue, 16 Jan 2024 11:55:24 GMT )
1月 16, 2024 20:55 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、シオニスト政権イスラエルの諜報機関モサドやテロ組織の拠点に対するイランイスラム革命防衛隊の襲撃作戦について、「この行動は、イランの治安や主権を死守しテロと対抗するものであり、なおかつイランの治安を侵害した者たちに対する公正な処罰の一環として行われたものだ」としました。

イランイスラム革命防衛隊は16日火曜未明、3つの公示の中で、「地域の一部区域にあったイラン体制に反対するテロ組織や諜報機関の複数の拠点を弾道ミサイルで攻撃し、破壊した」と発表しました。

.キャンアーニー報道官は16日、イラク北部クルド自治区にあるモサドに属する拠点および、シリア・イドリブ県にあるテロリストの拠点に対して行われた革命防衛隊に軍事作戦に触れ、「わが国は常に地域の平和、安定、治安を支持し、各国の領土保全や主権を遵守している。だが同時に、国家の安全を脅かす因子の抑止や、自国市民らの安全維持、犯罪者の処罰という自らの合法かつ正当な権利の行使を一切ためらうことはない」と述べました。

また、「わが国は、自らの情報面での高い能力により緻密な作戦の中で、犯罪者らの拠点を摘発し、それらを命中精度が高いミサイルの標的にした。これは、イランの国家や市民らの安全を脅かした者たちに対するわが国の対抗の一部であった」としました。

さらに、テロリズムは、世界を包括的に脅かす脅威であり、「わが国は、地域・国際レベルの共同協力の枠内でテロと戦う決意を固めている」と語りました。

 


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