Pars Today

イランのライースィー大統領のトルコ訪問で、両国は共同声明を発表し、政治・経済・文化関係の発展に向けた確固たる意志を強調しました。

ライースィー大統領は24日水曜、トルコのエルドアン大統領の公式招待を受けて同国を訪問し、両国関係や地域・国際情勢について会談しました。特に今回の議題となったのはシオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザへの軍事攻撃の続行、テロ対策、イラン・トルコの通商関係の拡大です。

ライースィー大統領はこの日開かれた「第8回イラン・トルコ経済協力高等評議会」に出席し、イスラエルによるガザ攻撃を非難し、「今日、パレスチナは全人類の懸念事項となっている」と述べ、「アメリカは人権擁護を謳っておきながら、イスラエルによるパレスチナの防衛手段をもたない無辜の女性や子供たちの虐殺を支持している」と述べました。

ライースィー大統領による日帰りでの今回のトルコ訪問では、10の協力文書が調印されました。

そのうちの成果のひとつが、両国の安定した経済・貿易関係の強化と貿易量の最大限の拡大、およびエネルギー分野での協力拡大で合意したことです。

トルコはイランにとって輸出入ともに第3位の相手国で、今回の会談で両国は取引額を300億ドルに引き上げる目標を設定しました。

イラン現政権の主要政策のひとつは、地域・近隣諸国との政治・経済関係の拡大とされています。

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