イラン国連大使、「我が国の政策は地域の平穏維持」
(last modified Thu, 08 Feb 2024 10:46:06 GMT )
2月 08, 2024 19:46 Asia/Tokyo
  • イランのイールヴァーニー国連大使
    イランのイールヴァーニー国連大使

イランのイールヴァーニー国連大使が、「我が国の政策は地域情勢を平穏に保ち、緊張や紛争を削減することである」と述べました。

イールヴァーニー氏は米NBCのインタビューで、「西アジアにおける緊張の要因は、シオニスト政権イスラエルの行為とパレスチナ人に対する人権侵害である」とし、「地域での即時の緊張緩和策は、パレスチナ・ガザ地区での停戦である」と述べました。

また、アメリカが仮にイランや同国の利益を攻撃した場合について「我々はいかなる侵略に対しても断固たる報復に出る」と述べました。

他にも、紅海上の紛争やイスラエル船籍および同支援国の船舶が攻撃されていることについて、「その原因はイスラエルによるガザ攻撃にある」とし、「ガザでの停戦は、永続的かつ包括的であるべきだ。イスラエルによる侵略やジェノサイドは停止されなければならない」と述べました。

続けて、西アジア地域の抵抗勢力に対するイランの支持について、「イランと抵抗勢力の間には一種の防衛契約が存在する」とし、「彼らは各自の決断・選択・利益・趣向を持つが、全体として互いに連携・協力している」と述べました。

その上で、昨年10月7日に勃発したパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスによる対シオニスト攻撃「アクサーの嵐」作戦について、「完全にパレスチナ人だけで実行されたものだった」とし、「イランは、自らの権利の保持、占領軍の追放、パレスチナ領土の解放といったパレスチナの行動を支持する」と述べました。

 


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